会計ソフト戦国時代

これまで、勤めていた税理士事務所や、お客様先で
EPSON、JDL、弥生会計、勘定奉行、ICS、TKCを利用したことがありました。
どの会計ソフトを選択するかは、税理士事務所にとって一つ大きな問題です。

お客様のところで
専用サーバーや専用のパソコン?、何十万の会計ソフトリース料、必須の保守契約、
専用用紙や専用備品の販売などを見る機会が多く
この時代にもこのような商売がずっと成り立つのだなと違和感を感じていました。
なぜ専用?しかも高い。
会社さんで税務申告書類まで作成しているならともかく、会計入力を行うだけで
これだけの費用対効果があるのだろうか、
自分がお客様に導入してもらうのであれば、せいぜい数万程度のソフトで利用しやすく、汎用性があるものを勧めたいなと思っていました。

会計ソフトは、一度導入すると、変更するのには相当のエネルギーが必要です。
経理さんや職員の方が慣れ親しんだソフトを、税理士の一存でなかなか変更できないものです。
なんとなく、1年、5年、10年と継続して使用していき
落ち着いて運営できていればまあいいか、とよその会計ソフトの情報も特に得ることなく
過ぎていくものだと思います。
あえての変更は、現場がもたつくので確かに大変です。
だからこそ、疑問をもたずに済んで来てしまった、
古い体質のままでもなんとなってきてしまった側面があるように思えてなりませんでした。

これから独立する若手税理士・若手起業家はどういう選択をするのでしょうか。
老舗会計ソフトだけでなく、今や様々な選択肢が用意されています。
今後これまでの構造・シェアが大きく変わっていくのではないかと思っています。
まさに、会計ソフト戦国時代。
税理士事務所側としても、一度会計ソフトを選択しても、その後も他社の動向を含め情報を得続けることが、最低限必要です。

度々行われる税制改正への対応は当たり前で
利用者目線の操作性・利便性、情報の発信力、もちろん費用面
将来にわたっての信頼性、新しい技術・サービスへの対応、サポート体制…
会計ソフト業界には実に様々なものが求められ、期待されています。
これまでの体制にあぐらを書く会社ではなく、声が届くと思える利用者目線の会社を選んでいきたいと思います。